ログヴィネンコの錯視(Logvinenko Illusion)

大学院の授業、中学校の出前授業、あるいは研究所の一般公開などで利用させていただいておりますログヴィネンコの錯視です。あまりの錯視量の巨大さのために、どこが錯視か分からないくらいです。さてさて、どこが錯視になっているのでしょうか?



Logvinenko Illusion

どうでしょう?立体が飛びだしたり、引っ込んだり?

いえいえ、違います。答えは、横並びになっている白っぽい菱形と黒っぽい菱形が同じ明るさで描かれています、です。白っぽい菱形は3列、黒っぽい菱形は2列あります。

同じ明るさと言われても、あまりにも違うように見えるので、私自身が何度も切り貼りをしましたが、確かに同じでした。お疑いの方は、どうぞお確かめください。

授業では、ローカルな情報とグローバルな情報との区別などについて、脳がいかに凄い仕事をしているのかを分かって頂くために使っています。


Modified Logvinenko Illusion A

オリジナルの錯視もいいのですが、私の場合、画像ソフトでいろいろフィルターをかけて楽しんでいます。上の図はちょっとギザギザのフィルターを。


Modified Logvinenko Illusion B

上の図はちょっとぼんやりとしたフィルターを。


Modified Logvinenko Illusion C

印象派風にすると上のようになります。それにしても、ここまで手を入れても錯視量が崩れないのは、凄いの一言です。

Logvinenko, A.D. (1999) Lightness induction revisited. Perception, 28, 803-816

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